【重要】会社説明会を行う最適な開催時間とは?

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【重要】会社説明会を行う最適な開催時間とは?

最適な開催時間とは?

会社説明会は、学生に自社の魅力やビジョンを伝えるだけでなく、学生の興味や質問に応えることで、採用への意欲や適性を見極める機会でもあります。
会社説明会を開催するにあたって、企業側が重要視されているのは「内容」「日程」「場所」ではないでしょうか。
しかし!上記3点以外にも重要なことがあるのをご存じでしょうか?

それは、意外に見落としがちな「説明会の開催時間」です!

「学生が興味をもちそうな内容にする!」「日程を増やす!」「なるべく交通が便利な場所を選ぶ!」それにプラスして「学生が参加しやすい時間帯」に説明会を開催することで、参加率・予約数は格段に増えるかもしれません!
そして更には、その後の選考にも関わってくると思うと非常に重要なことなのです。

では、具体的にどんな時間帯が最適なのでしょうか。以下では、セミナー参加者が多い時間帯や文理別・男女別の比較などを見ていきましょう。

セミナー参加者が多いのは14時台/15時台

会社説明会は、新卒採用の重要なステップです。学生に自社の魅力を伝えるためには、内容や日程、場所だけでなく、開催時間も大切です。では、学生が参加しやすい時間帯はいつなのでしょうか?

午前か午後か?

一般的に、会社説明会は午前か午後のどちらかで開催されます。しかし、どちらが良いという決まりはありません。学生の都合や習慣、目的によっても異なります。そこで、参考になるデータを見てみましょう。

マイナビが行った2023卒マイナビ学生就職モニター調査3月 (2022年4月)によると、
学生がセミナーに参加しやすい時間帯ランキングは以下の通りです。

1位 14時台 62.8%(午後)

2位 15時台 59.9%(午後)

3位 13時台 54.1%(午後)

4位 11時台 53.2%(午前)

5位 16時台 50.1%(午後)

この結果から分かるように、学生は午後の時間帯が圧倒的に参加しやすいという結果になっています。
これは、午前中は学校の必須授業や研究室での作業などで予定が埋まっていることが多く、午後は比較的空き時間ができやすいからだと考えられます。

選考を含む場合は?

会社説明会だけでなく、その後に選考を行う場合もあります。特に秋採用の時期になると選考期間が非常にタイトなため、選考を含めた説明会を実施する企業も多いです。そんな場合は、開催時間にどう影響するのでしょうか?

選考を含む場合は、「午後」がおすすめです。理由は以下の通りです。

  • 選考にかかる時間も考慮すると、午前中だと会社の説明時間を短くしなければならない可能性がある。
  • 午前中だと終了時間が12時を過ぎることもあり、学生の次の予定に影響する可能性がある。
  • 午後なら、終了時間を多少遅く設定しても参加できる学生が多いと思われる。
  • 午後なら、会社の説明の時間も必要以上に短くすることなく開催できると思われる。

ただし、どうしても午前中に開催したい場合は、その後の選考を「希望者のみ」としてみるのも一つの方法です。これは、学生にとっても自社に興味があるかどうかを判断する機会になりますし、企業にとっても自社に興味がある学生を見極める機会になります。

他のスケジュールを考慮した時間設定をしよう

会社説明会の開催時間を決める際には、学生の他のスケジュールも考慮した時間設定をしましょう。例えば、

  • 午前開催であれば、終了時間は12時前にする。
  • 昼食ピークと移動時間を考えて、13時開始ではなく、あえて13時30分開始にする。

このように、学生が予定を立てやすいように配慮することで、参加率や満足度を高めることができます。

文理別比較

では、文系と理系の学生は、どのような時間帯に参加しやすいのでしょうか?

文系学生は午後が好き

マイナビが行った2023卒マイナビ学生就職モニター調査3月 (2022年4月)によると、
文系学生がセミナーに参加しやすい時間帯ランキングは以下の通りです。

1位 14時台 63.7%(午後)

2位 15時台 62.9%(午後)

3位 13時台 56.6%(午後)

4位 11時台 54.8%(午前)

5位 16時台 51.9%(午後)

この結果から分かるように、文系学生は午後の時間帯に参加しやすい傾向があります。特に14時台と15時台が高い割合を占めています。これは、文系学生は午後の授業が多く、午前中は比較的空き時間ができやすいからだと考えられます。

また、文系学生は16時台も参加しやすい時間帯としてランクインしています。これは、文系学生は授業が早く終わることが多く、夕方までに予定を済ませたいという気持ちが強いからだと思われます。

理系学生は午前が好き

一方、理系学生がセミナーに参加しやすい時間帯ランキングは以下の通りです。

1位 14時台 61.8%(午後)

2位 15時台 56.8%(午後)

3位 13時台 51.5%(午後)

4位 11時台 51.5%(午前)

5位 10時台 48.2%(午前)

この結果から分かるように、理系学生も14時台と15時台が参加しやすい時間帯として上位にランクインしています。しかし、理系学生は10時台も参加しやすい時間帯としてランクインしています。これは、理系学生は午前中の実験が多く、昼食前に予定を済ませたいという気持ちが強いからだと思われます。

また、理系学生は16時台よりも17時台の方が参加しやすい傾向があります。これは、理系学生は授業や実験が遅くまで続くことが多く、夕方から夜にかけて予定を入れることに慣れているからだと考えられます。

男女別比較

では、男女の学生は、どのような時間帯に参加しやすいのでしょうか?

女子学生は午後が好き

マイナビが行った2023卒マイナビ学生就職モニター調査3月 (2022年4月)によると、女子学生がセミナーに参加しやすい時間帯ランキングは以下の通りです。

1位 14時台 66.2%(午後)

2位 15時台 64.9%(午後)

3位 13時台 58.9%(午後)

4位 11時台 56.7%(午前)

5位 16時台 54.1%(午後)

この結果から分かるように、女子学生は午後の時間帯に参加しやすい傾向があります。特に14時台と15時台が高い割合を占めています。これは、女子学生は午前中の授業が多く、午後から予定を入れやすいからだと考えられます。

また、女子学生は16時台も参加しやすい時間帯としてランクインしています。これは、女子学生は授業が早く終わることが多く、夕方までに予定を済ませたいという気持ちが強いからだと思われます。

男子学生は午前も好き

一方、男子学生がセミナーに参加しやすい時間帯ランキングは以下の通りです。

1位 14時台 59.4%(午後)

2位 15時台 54.8%(午後)

3位 11時台 49.7%(午前)

4位 13時台 47.7%(午後)

5位 12時台 46.6%(午前)

この結果から分かるように、男子学生も14時台と15時台が参加しやすい時間帯として上位にランクインしています。しかし、男子学生は11時台と12時台も参加しやすい時間帯としてランクインしています。これは、男子学生は午前中の実験が少なく、昼食前に予定を済ませたいという気持ちが強いからだと思われます。

また、男子学生は16時台よりも17時台の方が参加しやすい傾向があります。これは、男子学生は授業や実験が遅くまで続くことが多く、夕方から夜にかけて予定を入れることに慣れているからだと考えられます。

まとめ

以上、会社説明会の最適な開催時間についてご紹介しました。要点をまとめると以下の通りです。

  • セミナー参加者が多いのは14時台/15時台
  • 文系学生は午後の時間帯を好む傾向があり、理系学生は午前中でも早めの時間帯を好む傾向がある
  • 女子学生は16時台も参加しやすいが、男子学生は12時台も参加しやすい
  • 選考を含む場合は午後に開催する方が良い
  • 学生のスケジュールや移動時間も考慮した時間設定をする

会社説明会の開催時間は、自社の魅力やビジョンを伝えるだけでなく、学生の興味や質問に応えることで、採用への意欲や適性を見極める機会でもあります。そのため、開催する時間帯によって、参加率や予約数に大きな影響を与える可能性があります。

会社説明会の開催時間を決める際の参考になれば幸いです。

選考を含む場合は、午前?午後?

「学生が興味をもちそうな内容にする!」「日程を増やす!」「なるべく交通が便利な場所を選ぶ!」それにプラスして「学生が参加しやすい時間帯」に説明会を開催することで、参加率・予約数は格段に増えるかもしれません!そして更には、その後の選考にも関わってくると思うと非常に重要なことなのです。

選考を含むなら「午後」

採用活動も終盤になってくると採用フロー短縮などの関係で、「説明会の後に一次選考まで!」という企業も増えてくるかと思います。特に秋採用の時期になると選考期間が非常にタイトなため、選考を含めた説明会を実施する企業も多いです!

そこで考えるべきは「選考にかかる時間も考慮して開催すべき」ということです。中でも、筆記試験などは大体1時間はかかることが通常です。それを午前中に実施しようとすると会社の説明時間をそれだけ短くしなければなりません。さらに、前述で話したように終了時間が12時を過ぎることも避けたほうがいいです。

その場合は、やはり開催を午後にしてみることをおすすめします。午後なら、終了時間を多少遅く設定しても参加できる学生は多いのではないでしょうか。また、会社説明の時間も必要以上に短くすることなく開催できると思います!

説明会+「希望者のみ参加」なら午前もあり

しかし、「どうしても午前中に開催したい…!」という場合には、その後の選考を「希望者のみ」としてみるのもいいかもしれません!説明会予約の時点で、「ちょっと説明は聞いてみたいけど、筆記試験を受けるほどでもない、それに時間もない」といった学生も少なからずいるはずです。

そういった学生に対しては、自社の魅力を知ってもらう!という目的でまずは足を運んでもらうことを考えましょう。1人でも多く選考に進んでくれることが望ましいです。

他のスケジュールを考慮した時間設定を行う

就活中の学生はとても忙しく、午前中だけではなく午後も他の予定が入っていることがあります。そのため、そういったことも考慮した時間設定をしてあげることで学生側はとても予定が立てやすくなります。

例えば・・・

  • 午前開催であれば ⇒ 終了時間は12時前にする。
  • 昼食ピークと移動時間を考えて ⇒ 13時開始ではなく、あえて13時30分開始にする。

ある1人の学生が、既にその日の午後に他の予定を入れてしまった後に、貴社の午前開催の説明会に興味をもったとします!すごく急げば次の予定に間に合うけど、12時までに終わるか分からないのは微妙だな…というように、先約の予定を考えてしまうことで午前の説明会参加を躊躇してしまう学生もいるかもしれません。

そんなのもったいないですよね?午前開催の場合は、11時30分を終了時間に設定するのが理想だと考えます。その後の個人的な質疑応答や、アンケート記入なども考慮した余裕をもった時間設定です。

「考えたことがなかった!」という人事担当者の方は、実施してみると参加率にも変化が出てくるかもしれません!

もちろん、説明会はせっかく学生が集まる機会ですので自社の魅力をたくさんアピールしたいところではあります。ですが、長ければよいというものでもありません!集中力が続く一定の時間内で、確実に自社アピールができるように。そう考えると、時間だけではなく内容も今一度見直す機会になりそうですね!

まとめ

今回は、会社説明会の開催時間について解説しました。以下にポイントをまとめます。

  • 開催時間は午後開催がおすすめ
  • 選考を含まない場合は午前開催でもOKだが、終了時間は12時前にする
  • 学生が参加しやすい時間帯は14時台
  • 曜日や日にちも、モチベーションや集中力に影響する

会社説明会は自社の魅力を伝えるだけでなく、学生から興味や信頼を得るチャンスです。

ちょっとしたポイントかもしれませんが、開催時間も視野に入れて検討していきたいですね!
沢山の学生が足を運んでくれる説明会になるような情報だと嬉しいです。

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