会社説明会で学生が知りたいこととは?魅力的にするポイント6選

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会社説明会で学生が知りたいこととは?魅力的にするポイント6選

会社説明会の内容は就活生にどれくらい影響を与えるのか?

今回は、会社説明会で学生が知りたいことと、それに応えるためのポイントをお伝えします。

会社説明会は、就活生にとって企業の魅力を知る最初の機会です。しかし、多くの企業が同じような内容で説明会を行っているため、学生は飽きてしまったり、印象に残らなかったりすることがあります。

そこで、学生が本当に知りたいことを把握し、それに応えるような説明会を開催することが重要です。では、学生は会社説明会でどんなことを知りたがっているのでしょうか?

まず、会社説明会の内容が就活生にどれくらい影響を与えるのかを見てみましょう。
マイナビが2023年卒の学生に行ったアンケートによると、以下のような結果が出ています。

  • 企業セミナーで興味を持った企業にエントリーしたことがある:93.4%
  • 企業セミナーで興味を失った企業からエントリーを取り消したことがある:42.8%
  • 企業セミナーで興味を持った企業に内定した:47.9%

このデータから分かるように、会社説明会は就活生のエントリーや内定に大きな影響を与えています。良い印象を与えればエントリーや内定の確率が高まりますし、逆に悪い印象を与えればエントリーや内定の確率が低下します。

つまり、会社説明会は採用活動の中でも非常に重要なステージであると言えます。そのため、学生のニーズに合わせた内容で説明会を行うことが求められます。

就活生は会社説明会でどんな内容を求めているのか

では、就活生は会社説明会でどんな内容を求めているのかを見てみましょう。
ディスコが2023年卒の学生に行ったアンケートによると、以下のような結果が出ています。

就職活動中に知りたかった情報

  • 具体的な仕事内容:83.5%
  • 社風:62.5%
  • 給与水準・平均年収:54.3%
  • 求める人材像:52.3%
  • 他社と比べた強み・弱み:49.7%

知りたかったが、実際に知れなかった情報

  • 具体的な仕事内容:41.9%
  • 社風:38.6%
  • 求める人材像:35.1%
  • 他社と比べた強み・弱み:32.4%
  • 給与水準・平均年収:30.8%

このデータから分かるように、就活生は会社説明会で具体的な仕事内容や社風、求める人材像など、ネットでは得られない生の情報を知りたがっています。
しかし、実際にはそれらの情報を十分に得られていないと感じている学生も多いようです。

つまり、会社説明会では、ネットに載っている以上の情報を伝えることが重要です。学生が自分が働くイメージを描けるように、仕事内容や社風を具体的に説明しましょう。また、求める人材像や他社との違いを明確に伝えることで、学生の志望度や適性を高めましょう。

会社説明会で就活生の興味を引く内容とは

次に、会社説明会で就活生の興味を引く内容とは何でしょうか。
マイナビが2023年卒の学生に行ったアンケートによると、以下のような結果が出ています

  • 社員と話せる場が設けられている:64.4%
  • 職場の雰囲気がわかる内容:57.9%
  • 入社後のキャリアモデル:56.6%
  • 具体的な仕事内容:55.9%
  • 社風・社内の雰囲気:54.7%

このデータから分かるように、就活生は会社説明会で社員と直接話せたり、職場の雰囲気を感じられたりするような交流型の内容に参加したいと思っています。また、入社後のキャリアや仕事内容も気になっています。

会社説明会では、学生と社員のコミュニケーションを促進することが重要です。座談会やインタビューなどの形式で、現場の声や体験談を聞かせましょう。また、職場見学やオフィスツアーなどで、職場の雰囲気や設備を見せましょう。

それでは、具体的にどんな方法で交流型の内容を実現できるのか、以下の3つの例を見てみましょう。

社員との座談会を開催する

社員との座談会は、学生が最も参加したいと思う企業セミナー内容です。これは、学生が企業に対して持っている疑問や不安を直接聞ける機会だからです。また、社員から仕事やキャリアについてリアルな話を聞けることも魅力です。

座談会を開催する際には、以下の点に注意しましょう。

  • 学生と社員の人数比は1:1か1:2くらいにすること。あまり多すぎると話しづらくなります。
  • 学生から質問を引き出すためには、社員が積極的に話しかけたり、自分の経験談を話したりすること。ただし、自慢話やネガティブな話は避けましょう。
  • 学生の興味や志望動機に応じて、社員の配置やテーマを変えること。例えば、営業志望の学生には営業部の社員と話させたり、女性学生には女性社員と話させたりするなどです。

ゲーム性のあるコンテンツを盛り込む

ゲーム性のあるコンテンツとは、例えばクイズやビンゴなどのように、学生が参加者として楽しめるようなものです。これは、学生が会社や業界について知識を深めるとともに、会場の雰囲気を盛り上げる効果があります。

ゲーム性のあるコンテンツを盛り込む際には、以下の点に注意しましょう。

  • ゲームの内容は、会社や業界に関するものにすること。ただ遊んでいるだけでは意味がありません。
  • ゲームの難易度は、あまり高すぎず低すぎないようにすること。高すぎると学生が挫折感を感じますし、低すぎると学生が飽きてしまいます。
  • ゲームの景品は、会社のグッズや商品などにすること。学生が会社に興味を持つきっかけになりますし、記念にもなります。

説明は映像やスライドなどを使ってわかりやすく行う

説明は映像やスライドなどを使ってわかりやすく行うことも重要です。これは、学生が会社のビジョンや事業内容、仕事内容などを視覚的に理解できるようにするためです。また、映像やスライドは単調な話し方を補ってくれる効果もあります。

説明は映像やスライドなどを使ってわかりやすく行う際には、以下の点に注意しましょう。

  • 映像やスライドは、説明の補助的な役割に留めること。あまり多用しすぎると学生の注意力が散漫になります。
  • 映像やスライドは、文字よりも画像やグラフなどを多く使うこと。文字だけでは学生が読み飛ばしてしまいます。
  • 映像やスライドは、デザインや色使いにも気を配ること。見栄えが悪いと学生の印象も悪くなります。

会社説明会でより魅力ある内容にするための6つのポイント

会社説明会は、学生と企業の初めての出会いの場です。学生は、自分に合った企業を見つけるために、会社説明会で知りたいことがたくさんあります。しかし、企業側は、学生が本当に知りたいことを伝えられているでしょうか?

実は、学生の知りたい情報と、企業の伝えたい情報にはギャップがあることが多いのです。そのギャップを埋めることができれば、より魅力的な会社説明会になりますし、学生の興味や志望度も高まります。

そこで、この記事では、会社説明会で学生が知りたいこととは何か、そしてそれを魅力的に伝えるためのポイントを6つご紹介します。これらのポイントを参考にして、学生と企業の良い出会いを作りましょう。

【大前提】綺麗な会場を準備する

まずは、当たり前ですが、綺麗な会場を準備することが大切です。学生は、会場の雰囲気や清潔感からも企業の印象を判断します。汚れやホコリが目立ったり、椅子やテーブルが不足したりすると、不快感や不信感を抱かれてしまいます。

また、会場の導線も考慮しましょう。受付や案内板が分かりやすく設置されているか、トイレや給水機が近くにあるかなど、学生が迷わないように配慮してください。会場までのアクセスも事前にメールやホームページで伝えておくと良いでしょう。

仕事内容は働くイメージができるように

学生が会社説明会で最も知りたいことは、「具体的な仕事内容」です。しかし、多くの企業は仕事内容を抽象的にしか説明していません。例えば、「営業」と一口に言っても、どんな商品やサービスをどんなお客様にどんな方法で売っているのか、一日のスケジュールや成果評価はどうなっているのかなど、詳細が分からなければ働くイメージが湧きません。

そこで、仕事内容を説明する際は、以下のようなポイントを盛り込みましょう。

  • 具体的な業務例やプロジェクト事例を紹介する
  • 実際に働く社員の声やインタビュー動画を見せる
  • 学生に質問や体験型のワークをさせる
  • 仕事のやりがいや魅力、難しさや課題などを正直に伝える

これらの方法を取り入れることで、学生は自分がその仕事に向いているかどうか、興味や適性があるかどうかを判断しやすくなります。また、企業の特色や強みも伝わりやすくなります。

就活生が質問しやすい雰囲気をつくる

会社説明会では、学生からの質問にも対応する必要があります。しかし、学生は質問しにくいと感じることが多いようです。その理由としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 質問すると他の学生に迷惑になると思う
  • 質問すると人事に悪印象を与えると思う
  • 質問すると自分の志望度が分かってしまうと思う
  • 質問する内容が他の学生と被ってしまうと思う
  • 質問する内容が的外れだと思われると思う

これらの理由を払拭するためには、企業側が積極的に質問を促したり、質問しやすい雰囲気を作ったりすることが大切です。具体的には、以下のような方法があります。

  • 質問時間を十分に設ける
  • 質問内容に関係なく丁寧に回答する
  • 質問者に感謝や称賛の言葉をかける
  • 質問者以外の学生にも意見や感想を聞く
  • 小規模なグループに分けて質問させる
  • オンラインであればチャットやアンケート機能を使う

これらの方法を取り入れることで、学生は質問しやすくなります。また、企業側も学生の関心や疑問を把握しやすくなります。

パンフレットやホームページでは伝えられないことを伝える

会社説明会では、パンフレットやホームページでは伝えられないことを伝えましょう。学生は、ネットで簡単に得られる情報は求めていません。会社説明会で同じ内容を聞かされても、ガッカリしますし、印象にも残りません。

では、パンフレットやホームページでは伝えられないこととは何でしょうか。それは、

  • 社内の空気感や社風
  • 社員の表情や人柄
  • 実際の仕事内容や現場の声
  • 会社のビジョンや方針
  • 会社の歴史やエピソード

などです。これらは、ホームページで伝えるだけでは限界があります。会社説明会では、これらの生きた情報を生の声で伝えることが大切です。学生はそれらを求めています。

テーマを絞って説明する

会社説明会では、テーマを絞って説明することも重要です。テーマとは、例えば、

  • 事業内容や業界動向
  • 仕事内容やキャリアパス
  • 社風や働き方
  • 福利厚生や待遇
  • 採用プロセスや選考ポイント

などです。これらのテーマを一つに絞って、そのテーマに関連する情報を深く掘り下げて説明することで、学生にとって興味深く、分かりやすい説明会になります。

逆に、テーマが多すぎると、学生はどこに注目すればいいのか分からなくなりますし、企業側も伝えたいことがまとまらなくなります。また、テーマがバラバラだと、学生の記憶にも残りにくくなります。

テーマを絞る際は、自社の強みや特色を考慮しましょう。他社と差別化できるテーマを選ぶことで、学生の興味や志望度を高めることができます。

説明会で話す社員はプレゼンテーションスキルが高い社員にお願いする

会社説明会で話す社員は、プレゼンテーションスキルが高い社員にお願いしましょう。プレゼンテーションスキルが高いとは、以下のような特徴を持つ社員です。

  • 話し方が明瞭で聞き取りやすい
  • 表情や声のトーンが豊かで感情が伝わる
  • スライドや資料が見やすく分かりやすい
  • 話の構成が論理的で説得力がある
  • 聞き手の反応や質問に対応できる

これらの特徴を持つ社員に話してもらうことで、学生は内容を理解しやすくなりますし、話に引き込まれやすくなります。また、話す社員の人柄や雰囲気も学生に伝わりやすくなります。

逆に、プレゼンテーションスキルが低い社員に話してもらうと、学生は内容を把握しづらくなりますし、話に飽きてしまう可能性もあります。また、話す社員の印象も悪くなってしまうかもしれません。

プレゼンテーションスキルが高い社員を選ぶ際は、以下のような方法があります。

  • 社内でプレゼンテーションコンテストを開催する
  • 社外でプレゼンテーション研修を受けさせる
  • プレゼンテーションの模擬演習を行う
  • プレゼンテーションのフィードバックを行う

これらの方法を取り入れることで、プレゼンテーションスキルが高い社員を見つけたり、育てたりすることができます。

会社説明会にたくさん人を集めるには?

最後に、会社説明会にたくさん人を集める方法についても触れておきましょう。会社説明会の内容が良くても、参加者が少なければ意味がありません。では、どうすれば学生に会社説明会に参加してもらえるでしょうか。

そのためには、以下のようなポイントを押さえることが大切です。

  • 会社説明会の日程や時間を学生の都合に合わせる
  • 会社説明会の内容やテーマを事前にアピールする
  • 会社説明会の参加方法や手順を簡単にする
  • 会社説明会の参加者に特典やインセンティブを用意する
  • 会社説明会の参加者にフォローアップや感謝のメールを送る

これらの方法を取り入れることで、学生は会社説明会に参加しやすくなります。また、参加した後も企業に対する印象や関心が高まります。

まとめ

この記事では、会社説明会で学生が知りたいこととは何か、そしてそれを魅力的に伝えるためのポイントを6つご紹介しました。これらのポイントは、以下のようにまとめることができます。

  • 綺麗な会場を準備する
  • 仕事内容は働くイメージができるように
  • 就活生が質問しやすい雰囲気をつくる
  • パンフレットやホームページでは伝えられないことを伝える
  • テーマを絞って説明する
  • 説明会で話す社員はプレゼンテーションスキルが高い社員にお願いする

これらのポイントを実践することで、学生と企業の良い出会いを作ることができます。ぜひ、参考にしてみてください。

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